タルト作りで最も重要なことはこれだけ!タルトの製法と上手な仕上げ方とは?
いちじくタルト、写真上と下、何が違う?
このふたつのタルトは材料、配合はほぼ同じですが、製法と仕上げ方の違いで見た目、食感、味が変わります。
18cmタルトリング使用 あんずジャム仕上げ
タルト生地の厚さ4mm
製法ではフォンサージュ(敷き込み)のテクニックが必要
アーモンドクリーム+いちじく
焼き込みタルト
仕上げ あんずジャム+ピスタチオ
★焼きっぱなしに比べて上品で、焼き菓子というよりケーキ感がでます。
15cmセルクル使用 クランブルがけ
タルト生地の厚さ5mm
フォンサージュ不要(サイドにタルト生地なし)
空焼き後、アーモンドクリーム+いちじく+クランブル
仕上げ 焼きっぱなし
★タルト生地が厚く、空焼きしているのでよりサクサクで香ばしく、クッキー感が強いです。あんずジャムで仕上げに比べて素朴な焼き菓子系です。
タルト作りで最も重要なこと
同じ材料でも全然違うお菓子になるから面白い。形が崩れてしまったり、フルーツののせ方にセンスがなくても(笑)気にしなくて全然大丈夫。最も重要なことは茶色く色付くまでしっかり焼くこと。しろっぽいタルトは、粉っぽい、甘ったるい、生っぽい、絶対NGです。
タルトだけを学ぶクラスがあるスイートリボンのレッスン
スイートリボンにはそんな奥深いタルトだけを学ぶレッスンがあります。まだちょっと先ですが、テーマ別コース「タルトテクニックを学ぶ」クラスは9月からの募集です。体験レッスンでは初回基本のタルト、アマンディーヌを作ります。