ジャパニーズチーズケーキは「スフレケーキ」
最近はバスクチーズケーキに押され気味ですが、スフレチーズケーキはジャパニーズチーズケーキと呼ばれるくらい日本を代表するチーズケーキです。今でこそ、濃厚なスイーツが人気で、チーズケーキもチョコレートケーキも濃厚なものが好まれる傾向にありますが、ほんの昔(30~40年前?)チーズを食べなれていない日本人には、濃厚よりもあっさりふわふわで食べやすいチーズケーキが人気だったような気がします。
スフレチーズケーキの火付け役「りくろーおじさんのチーズケーキ」
スフレチーズケーキの火付け役といえば、大阪のりくろーおじさんのチーズケーキかなと思います。ふわふわすぎて今でも壊れそうなケーキ、あつあつのまま箱に入れるので、箱も湿気を帯びて形が崩れる。開店間もない頃、当時は祖父母が大阪に住んでいたこともあり、テレビでみたお店に行ってみたいと大雨の中長蛇の列に並んで購入したことがありました。まだ小学生だったけど、その頃からケーキ目当てに並んでいたとは(笑)懐かしい思い出です。
日本にしかないふわふわチーズケーキに世界中が注目
アメリカ人の生徒様もスフレチーズケーキのことをジャパニーズチーズケーキとおっしゃっていました。3年ほど前はロシア人のご夫婦がネットで見た日本のふわふわしたチーズケーキが作ってみたいとご旅行中にプライベートレッスンにお越しになられました。
ネットで作り方を見て何度もチャレンジしたけどうまくいかなかったとのお話しでしたが、どうやら25cmサイズの大きな型で作られていたため、中まで火が通らないうちにオーブンから出してしまったのが原因のようでした。ロシアには15cmサイズのような小さな型は売っていないので、私の型をプレゼントしたら大喜びでお帰りになられました。
奥深いチーズケーキの世界すべてを知りたい方に
スフレチーズケーキはテーマ別コース「チーズケーキのすべて」クラスでご紹介しています。「チーズケーキのすべて」クラスでは、バスク、ベイクド、ニューヨーク、レアなど、配合や作り方の違ういろいろな種類のチーズケーキをご紹介しています。また材料であるクリームチーズの種類を変えて、味の違いを実験するレッスンも行います。チーズケーキ好きさんにオススメのクラスです。
「基本のお菓子」クラスでは材料、配合は同じで、マフィン型で作る小さなスフレチーズケーキをご紹介しています。