ブログ「隈部美千代のおやつ時間」

牛肉の赤ワイン煮

2022.12.10

近所のスーパーで黒毛和牛が安く売っていたので思わず買ってしまい、むか～しフランス料理の学校で習った牛肉の赤ワイン煮、当時のノートを見ながらチャレンジしました。

牛肉は香味野菜と一緒に一晩ワインに漬けておきます。メモには「ワインは必ずブルゴーニュを」とありましたが、ブルゴーニュ1本をお料理に使うのはもったいなく、激安で購入したボルドーを使用しました。思い切りのよさがありません（笑）

ワインを濾してお肉は水気をとってフライパンで焼き色をつけます。

お肉、香味野菜、トマト、ブイヨン（もちろん市販）、ブーケガルニをお鍋に入れて火にかけアクをとります。お鍋はル・クルーゼ使用です。

鍋に蓋をしてオーブンに入れて2時間。圧力鍋で時短にしようと考えたけど、ここはレシピに忠実に。

時間はかかるけどほったらかしでいいので便利です。2時間たって蓋をあけるとかなり水分減ってます。

濾して塩、胡椒で味をととのえて完成です。

完成して感動もあったけど、それより、この真っ黒な鍋、どうするの？？→一晩洗剤入り水ににつけていたら綺麗にお掃除できてほっとしています。

ガルニチュール（付け合わせ）のシャンピニオンはバターソテー、人参と小玉ねぎは甘く煮てグラッセに、じゃがいもは皮ごと茹でて牛乳を加えてマッシュポテトに。裏ごしパスしたのでなめらかさはありませんが・・・

レストランとまではいかないけど、ビストロ風にはなったかな。料理に使った同じ激安ワインと一緒に楽しみました。

久しぶりに開けてみた料理学校のノート、これを機に他のフレンチにもチャレンジしようかなと思っています。作ったらまたレポートします。

隈部美千代
スイーツプロデューサー　ル・コルドンブルー東京校、パリルノートル他、ドイツ、スイスなど国内外でお菓子、料理、パンを学び2006年東京・門前仲町にてお菓子教室スイートリボン開業、14,000名以上に指導。失敗の少ない基本の配合やプロの技術を取り入れたノウハウはもちろん道具の手入れやラッピングまで丁寧な指導が評判。
テレビや雑誌の仕事も多くこなし、著者としてのお菓子本を数多く出版しています。
お菓子販売や企業とのタイアップレッスンなど幅広く活躍しています。