シュトレンの本格的な作り方 Stollen
今日から10月。私にとって、クリスマスそしてバレンタインに向けてスタートの日。デパートやパティスリーのクリスマス商戦もすでにはじまっていて、毎年、「やばい~!」と焦りだす日でもあります。
クリスマスの定番となったシュトレンとは?
日本でもすっかりクリスマスの定番菓子となったシュトレン。ドイツでクリスマス時期に食べられる発酵菓子ですが、メジャーになればなるほど、どこの国が発祥でどんな風に食べられているのか・・・が曖昧になってきてしまいますのでおさらいしておきましょう。
ドイツでは、クリスマスを待つ4週間前からシュトレンを薄くスライスして食べる習慣があり、11月後半くらいからスーパーでもコンディトライ(ケーキ屋さん)でも大量に売られています。勘違いされている方も多いのですが、クリスマスイブまたはクリスマスの日に食べるお菓子ではありません。
ドレスデンが発祥と言われ、ドレスデンでは12月にシュトレン祭りが行われています。ドレスデンには2019年9月にバウムクーヘンを食べに行きましたが、2020年12月にシュトレン祭りで再訪問の予定でした。いつか必ず行きたいと思っているお祭りのひとつです。ドレスデンには、バウムクーヘンの有名なカフェやコンディトライがあったり、アイアシャッケというドイツのチーズケーキでも有名です。
材料と製法にこだわったシュトレンの1DAYレッスン
スイートリボンのシュトレンは、アーモンド、ピスタチオ、オレンジピール、レモンピール、ドライいちじく、レーズンをたっぷり入れて贅沢に作ります。シュトレンは副材料の下処理が美味しさをアップさせるポイント。また中種法でイーストを活性化させ、生地に混ぜ込むバターは予めスパイスや砂糖と一緒に混ぜておくなど、製法にこだわった作り方となっています。11月、12月の1DAYレッスンでご紹介します。
らくらく、計量済み本格シュトレン材料キットの販売
シュトレンはたくさんのドライフルーツを使用するため、おうちでも作りたいけど、少量ずつの材料を調達するのが大変、全部そろえるとお金がかかる、などのお声をいただいております。2021年は、ご自宅でも作れるように、レシピの配合どおり計量済みの材料キットを準備します。キット内容詳細や購入方法については10月中旬以降の発表となります。1DAYレッスンのご予約は受付中です。
最近知ったとっても気になるドイツ菓子専門のケーキ屋さん。本日より予約開始のシュトレンを焼き菓子詰め合わせなどと一緒にさきほど予約しました!気になるパティスリーについてはまた後日ご紹介します。